妊娠7か月目のこと

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本格的な寒さが身に染みる年末から福岡へ帰省しました。

私の母はまだ現役で仕事しているため、出産のタイミングでは里帰りせず、札幌に残り夫婦2人で新生児時期を乗り越えようと思っていました。
そのため、比較的落ち着いているこの時期に改めて福岡を満喫することにしました。1ヶ月以上の滞在になるため、福岡の産婦人科にもお世話になりました。札幌の病院に紹介状を書いてもらい、福岡でも検診を受けましたが、地域によって健診項目や時期が異なることをこの時初めて知り驚きました。
事前に双方の病院と話し合った結果、血糖値、子宮頸管の長さは最低限チェックしましょうということになりました。検査費用は、後日札幌市から一部返金されましたが、大半は自己負担となりましたので、妊娠中に帰省される方はご注意ください。

日に日に身重になる体に心身ともについていくのがやっとでしたが、常に体重管理が頭にちらついていたので、この頃から本当によく散歩をしました。毎日の散歩をどうにか楽しくする場所を考え続けた一か月間でした。福岡県民のオアシスである大濠公園内のスタバやロイヤルガーデンカフェに通い、浄水エリアの松風園や住吉神社の落水園、太宰府天満宮などではお抹茶を味わう穏やかなお散歩タイムでした。

福岡でさらにマタニティらしさを感じたく、博多阪急のべビーシャワーパーティーに妊娠中の友人と参加しました。妊娠した時は33歳という年齢を少し気にしていましたが、色んなイベントに参加する中で20代から40代までの幅広い妊婦さんが同時期に大変な思いをしながらも頑張っているんだということを肌で実感できました。

妊娠中の身なので、あまりハードな活動はできませんが、その他にも友人家族と糸島にドライブに行ったり、落ち着いたレストランでお世話になっている方々とお食事を愉しんだりとこれ以上ないマタニティライフを過ごすことができて、地元福岡のあたたかさを改めて感じました。

ある先輩ママに「産後は今までのような生活ができなくて辛いばかりなんじゃないか…」と弱音を吐いた際、「ただただあなたのやりたいようにやればいい!私はそうしたよ!」と言われ、ハッとしました。

いつの間にか、こうあるべきという母親像を脳内に作って不安に思っていたんだと気付かされました。

このような会話がこれから母になる自分と向き合い、覚悟を再確認するのに最高のひとときでした。