妊娠6か月目のこと

pregnancy

この時期の妊婦健診では、胎盤の位置を確認したり体重を管理していました。
体重については、妊娠当初BMI21で10㎏までの増加が望ましいとのことでしたが、妊婦健診の度に体重確認があり、これが私にとっては本当にストレスで、胎教に悪いなと感じていました。
海外では、妊婦は体重が増えて当たり前で、特に医師からの指導はないという記事を読んでは、あまり気にしないふりをしていました。

その後、低体重児の問題などで体重に関しては見直しがされています。(BMI21の場合、10~13㎏)

https://www.jspnm.com/topics/data/kaiin20210311.pdf

二回目のこどもっくるのエコー検査の時期で、心臓や脳のチェックも入念にしてもらいました。ちょうど12月頃の診察だったのでインフルエンザワクチン接種もお奨めされました。母体がインフルエンザに感染発症した場合、高熱が出てお腹の中の胎児に影響を与える可能性があるためと言われたため、普段ワクチンは打たないですが、この時ばかりは先生の言う通りに接種しました。

安定期以降プレママセミナーにも積極的に参加し続けていました。

札幌市保健センターでご一緒したプレママは、ヨガ講師をされているとても素敵な方でした。マタニティヨガのイベントにお誘いいただき、医師の許可も出たので参加してみました。

円山にある「ナチュラルサイエンス・ナチュラルアイランド直営店home札幌店」に妊婦さんが集い、講師も参加者も全員妊婦という環境の中、ゆったりとした呼吸を繰り返しながら、無理のない範囲でヨガのポーズを取りました。時々お喋りを挟みながら、お互いの悩みを共有したりして気分転換にぴったりでした。

特に印象的だったのは45歳のプレママの方で、「子育てがひと段落したと思ったら、できちゃった」とあっけらかんと明るく話してくれました。きっと妊娠を継続されることに沢山悩むこともあっただろうと思いますが、母親としての強さや覚悟を感じ、前向きなその姿勢に励まされました。

私は妊娠初期の頃は眠さ以外の症状がなく、それ以降ただただ体重が増加している状況でしたが、この頃からは排便痛、血、痔の症状が現れました。症状が続くようなら薬が処方されるようでしたが、極力薬に頼りたくなく、マタニティヨガや半身浴などで身体を温めるようにして様子を見ました。

産後はよく、髪が短い方が手入れが楽だと聞いていたのですが、一度ヘアドネーションをしてみたい気持ちから髪を伸ばし続けていたのと、産後たとえ赤ちゃんに手一杯でも、自分の髪の毛のケアができるくらいの精神的な余裕が欲しいという想いがありました。

また、妊娠するまではカラーリングも定期的にしていたのですが、妊娠中は染めることも躊躇していたので、札幌で美容師をしている義姉に相談してみました。根本は地毛色のままのグラデーションカラーにするとロングヘアでも違和感があまりないため、それでお願いしました。出産前最後の美容室でのひとときは、今まで以上に贅沢に感じました。この施術から半年間は美容室に行きませんでしたが、不満もなく切らずに済んで良かったと思いました。

赤ちゃんのお世話の際にもひとまとめに結んでいればよく、長いと寝ぐせも付きづらいため、無理にカットしなくて良かったと思います。