妊娠5か月目のこと

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札幌も少しずつ冬景色に変わりゆく頃、無事5か月目を迎えられました。ようやく少し気持ちも落ち着き、妊婦生活にも慣れてきたため、健康管理に気を付けながら積極的に母親教室などにも参加しました。

それまで外出を控えていたので、母親教室で妊婦仲間と悩みを共有でき、不安な思いをしているのは私だけじゃないと感じられてとても心強かったです。5か月目に入ってすぐの妊婦健診で男の子だと判明していたので、沐浴講座では男の子の洗い方や扱い方なども相談出来ました。

母子衛生研究会主催のワーキングマタニティスクールでは、産後も仕事を頑張りたい女性が大勢集まっていて刺激を貰えました。

待ちに待った戌の日には、夫婦揃って札幌市西区にある西野神社に安産祈願に行きました。パワースポットと言われている通り、境内に一歩足を踏み入れると、とても厳かな空気に包まれていました。

 

そして、この時期に私たちが取り組んだことは、認知届の準備です。

私たちは事実婚を選択しているのですが、事実婚の状態で子どもが生まれた場合、出産の事実から母親とは親子関係を証明できますが、父親とは法律的に認められません。

区役所の無料法律相談所で弁護士に相談したところ、事実婚の場合、父親が認知届を提出することで子どもは法律婚と同等の立場になりその父親には扶養義務が生じる、夫婦同士は財産の相続ができないが、認知した子どもには問題なく父親から相続する権利があるとの事でした。

ペーパー離婚をして父子関係を証明するカップルもいましたが、私たちは事実婚を継続したまま、胎児認知届というものを提出することにしました。妊娠中にこの胎児認知届を提出しておくと、例えば、妊娠中に夫に万が一のことがあっても、子どもには財産相続や養育費請求の権利があったり、産後の身体に異変が出て私の入院が長引いた場合でも、夫に出生届を提出してもらうことができたりします。